最初は、チャートに
「目印」をひとつ持とう
インジケーターをたくさん表示すると、分析した気分にはなっても、何を見ればよいのか分からなくなることがあります。まずは移動平均線を、相場の位置関係を整理するための目印として見てみましょう。
🎥 読むより動画が早い方はこちら
設定画面を見ながら進めたい方は、先にこの動画をご覧ください。文章はあとから確認用に使えます。
まずはチャートをシンプルにしよう
FXを始めたばかりのころは、「どのインジケーターを入れればいいの?」となりやすいと思います。でも、最初からたくさん表示する必要はありません。
チャートを見るときの基準を、ひとつ作ることです。
移動平均線は、道路にある標識のようなもの
標識は「進め」という命令ではありません
道路標識は、現在地や進む方向を考えるための情報です。移動平均線も同じように、「現在の価格はどのあたりにいるのか」「流れをどう整理できるか」を考えるための目印です。
移動平均線は、「ここで買い」「ここで売り」と教えるサインでも、未来を当てる魔法の線でもありません。
完成形は3本。でも今日は青い人から
このページでは、次の3本を表示します。最終的に役割の違いを見比べられる形ですが、最初は200EMA(青い人)だけ意識できれば大丈夫です。
21EMA(緑の人)
比較的短い期間の動きを見るための目印。価格の近くで動きやすい線です。
50EMA(赤い人)
21EMAより少し広い範囲の流れを整理するときの目印です。
200EMA(青い人)
より大きな流れや、現在の価格との位置関係を見るための代表的な目印です。
※「青い人・赤い人・緑の人」は、ひよこくらぶ内で分かりやすく呼んでいる愛称です。
最初に見るのは「価格が線の上か、下か」
難しい分析は、まだ必要ありません。まず200EMAに対して現在の価格がどこにいるのかを観察してみましょう。
価格が200EMAより上
大きな目印より上側にいる、と位置関係を確認します。
価格が200EMAより下
大きな目印より下側にいる、と位置関係を確認します。
今どこにいるのかを整理することと、実際に売買することは別です。
時間足を変えると、見え方も変わる
5分足では下がって見えても、1時間足では大きな上昇の途中ということがあります。短い時間足だけで判断せず、少し広い時間足も見てみると、現在地を整理しやすくなります。
🔭 上位足
少し広い範囲から、大きな流れや現在地を眺めます。
🔎 下位足
細かな値動きを観察します。上位足と違って見えることもあります。
どちらが必ず勝つという話ではありません。複数の時間軸から見ることで、ひとつの画面だけで慌てて判断するのを減らすための考え方です。
線に触れた=売買サインではない
× 線に触れたから、すぐ買う
× 線を割ったから、すぐ売る
× 200EMAなら必ず反発する
価格は移動平均線の周辺で止まることもあれば、そのまま通過したり、何度も行き来したりすることもあります。移動平均線は、相場の状況を考えるための判断材料のひとつです。
EMAって何?
EMAは「移動平均線」の一種で、最近の値動きをやや強く反映する特徴があります。詳しい計算方法は、最初は覚えなくても大丈夫です。
EMAは、相場の位置関係や流れを整理するための補助的な目印です。
🎬 私が移動平均線を使って「脱初心者」を目指したころの動画
こちらは、私が移動平均線を使いながら、チャートの見方やエントリーの考え方を練習していたころの学習記録です。
実際の取引履歴を振り返りながら、当時どこを見て、どのように考えていたのかをまとめています。
このページで紹介した画面設定や移動平均線も、チャートを見るための判断材料のひとつとして使っています。
YouTubeで初めて作成した動画のため、編集や説明に少し見づらい・聞きづらい部分があるかもしれません。温かい目でご覧いただけましたらうれしいです🐤
なお、動画内の取引結果は当時の記録です。同じ設定や方法を使えば、同じような結果になるというものではありません。
という一つの学習例としてご覧ください。
慣れるまでは、これだけ確認
- インジケーターを増やしすぎていないかな?
- 価格は200EMAの上かな、下かな?
- 短い時間足だけを見て慌てていないかな?
- 線に触れただけで売買しようとしていないかな?
- 分からないときは、何もしない選択もできているかな?
今日覚えて帰ること🐥
- 移動平均線は、未来を当てる線ではない
- 売買を命令する線でもない
- チャートを見るための目印のひとつ
- 最初は200EMA(青い人)を観察するだけでも大丈夫
本ページは、チャートの見方を学ぶための一般的な学習資料です。特定の売買を推奨・指示するものではなく、将来の結果を保証するものでもありません。FXには損失のリスクがあります。実際の取引は、無理のない範囲でご自身の判断により行ってください。
