下っぽいのに落ち切らない相場?エネルギー圧縮と三角持ち合いのお話

トレード技術

今回の相場、ぱっと見は

「下っぽいなぁ……」

という感じもするのですが、よく見ると少し気になる形になっています。

・高値は切り下がっている
・でも、安値も少しずつ切り上がっている
・EMAもぎゅっと収束してきている

こういう状態は、相場のエネルギーがだんだん圧縮されているように見えることがあります。

教科書的には、

シンメトリカルトライアングル(対称三角形)

と呼ばれる形に近いかもしれません。

私はこういう状態を、

「世界抜け待機」
「エネルギー圧縮」

みたいに呼んだりしています🐣


シンメトリカルトライアングルってなに?

シンメトリカルトライアングルは、簡単にいうと、

高値はだんだん下がってくる
安値はだんだん上がってくる

という形です。

つまり、

売りたい人と買いたい人がぶつかって、
だんだん値動きの幅が小さくなっていく状態です。

イメージとしては、

ぎゅーっと力がたまっている状態

です。

そして、どこかでその力が解放されると、
上か下のどちらかへ大きく動くことがあります。


今回気になるのは「下っぽいのに落ち切らない」ところ

今回のチャートは、見た目だけなら下っぽくも見えます。

・高値切り下げ
・EMAは重そう
・戻り売り優勢っぽい

なので、普通に見ると

「まだ下かな?」

と思いやすい場面です。

でも、少し気になるのは、

下っぽいのに、意外と落ち切らない

ところです。

何度か売られているのに、
下へズドンと崩れきらない。

こういう時は、売りが強いように見えて、
実は下で拾っている人もいるのかもしれません。


静かな相場ほど、少し注意

値動きが静かだと、

「今日はあまり動かないかな?」

と思いやすいです。

でも、相場では静かな時ほど、
次の動きのために力をためていることがあります。

特に、今回のようにラインが収束していたり、
EMAがぎゅっと集まってきたりすると、

圧縮 → ブレイク → 急に動く

という流れになることもあります。


月曜日はロンドン・ニューヨーク休場にも注意

今回の記事は2026/5/23(土)に書いています。
週明けの月曜日にロンドンとニューヨークが休場予定です。

休場と聞くと、

「じゃあ動かないのかな?」

と思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。

市場参加者が少ないと、
板が薄くなって、少ない注文でも値が飛びやすくなることがあります。

つまり、

休場だから安全

ではなく、

休場だからこそ、変な動きに注意

という見方もできます。


フェイク抜けにも注意

三角持ち合いや圧縮相場でよくあるのが、

抜けた!と思ったら戻される

というフェイクです。

上に抜けたように見せて、また下へ戻る。
下に抜けたように見せて、急に上へ戻る。

こういう動きに飛び乗ると、
かなり振り回されることがあります。

なので、こういう場面では、

抜けた瞬間に飛び乗るより、抜けた後の動き方を見る

ことも大事だと思います。


ひよこまんがでまとめました

今回は、この

静かな圧縮相場

を、ひよこまんがにしてみました🐣

ただのヨコヨコに見えても、
その裏では、

・売りたい人
・拾いたい人
・待っている人
・焦って飛び乗る人

いろんな思惑がぶつかっています。

チャートはローソク足だけでなく、
その裏の心理を見ると少し面白くなります。


相場テンプレ図鑑も作りました

あわせて、よく出てくる相場の形もまとめてみました。

・圧縮三角
・上昇三角
・下降三角
・ウェッジ
・フラッグ
・ボックスレンジ

こういう形を知っておくと、

「今、何が起きているのか」

を少し整理しやすくなります。

もちろん、形だけで未来が決まるわけではありません。

でも、

今は圧縮しているのか
トレンドの途中なのか
フェイクが出やすい場所なのか
待った方がいい場所なのか

を考えるヒントにはなります。


まとめ

今回の相場は、

下っぽく見えるけど、落ち切らない
EMAが収束している
高値切り下げ・安値切り上げで圧縮している
休場前後で板が薄くなる可能性がある

ということで、少し注意して見たい場面です。

こういう時は、無理に決めつけず、

「どちらに世界抜けするのか」

を待つのも大事だと思います🐣

静かな時ほど、
市場は次の動きの準備をしていることがあります。

焦らず、待つ。

それも相場では大事な作戦かもしれません。